こんにちは!パピコレです
あなたは気軽に使える初心者向けのラミネーターをお探しではないですか?

できれば低価格で、使いやすいラミネーターがあったらいいな…
今回はアリスオーヤマの省スペースラミネーター「LTA42W」を実際に1年間使った感想を書いていきます
わたしは今までラミネーターを3台使用してきました
その経験をもとに、LTA42Wの使い心地はどうか?どんな方におすすめなのか?を書いていきます
ラミネーターの購入を検討している方に役に立つ記事になっています
アイリスオーヤマの省スペースラミネーター「LTA42W」はどんな人におすすめ?

ラミネーター「LTA42W」をおすすめしたい人とは、ある程度キレイにラミネートできるラミネーターが欲しくて、できればリーズナブルに買いたい!っていう人です
おすすめの用途としては…
- 掲示物をラミネートする
- 子どもの絵を保存する
- プライベートの書類を保存する
- 写真・名刺を保存する
このような使い道に適しているラミネーターだと感じます
ビジネス用というよりは、家庭用に近いイメージです
ラミネーター「LTA42W」の基本情報

「LTA42W」の基本スペックをまとめました
電源 | AC100V (50/60Hz) |
定格消費電力 | 400W |
最大ラミネート幅 | 230mm |
最大ラミネート厚 | 0.6mm |
対応サイズ | 名刺サイズ~A4サイズまで |
ローラー数 | 2本 |
ラミネート速度 | 約0.3m/分(50Hz) 約0.36m/分(60Hz) |
ウォームアップ時間 | 約6分 |
主要材質 | ABS樹脂 ポリカーボネート スチール |
コードの長さ | 約1.2m |
外形寸法(cm) | 幅40.2 奥行約16.5 高さ約10.8 (トレー収納時) |
質量 | 約2.3kg |
付属品 | ラミネートフィルム 100μ 4枚 クリーニングペーパー 1枚 キャリアシート 1枚 取扱説明書 |
実際に1年間ガッツリ使ってみた感想
このラミネーターは私が初めて買ったラミネーターでしたが、初心者でも扱いやすく
買って正解!と思った機種でした
物凄く綺麗にラミネートできる!というわけではないですが、普通に綺麗に仕上がります
初めてラミネートする方であれば、わ~すごい!綺麗にできた!と思うのではないかと個人的に思います
重さは2.3kgで女性でも出し入れしやすい重さです
ラミネーターは毎回箱にしまうことが多い機材なので、重さは非常に重要です
「LTA42W」は2本ローラーですので、出来上がりの品質は4本ローラーには劣ります
またラミネートのやり方によっては少し反る可能性があります
よってビジネス向けではなく家庭用の用途として使うことをおすすめします
例えばラミネーターを使って販売用の製品を作るとか、レストランでお客さまに渡すメニューをラミネートするなどの用途で使うなら4本ローラーのラミネーターを使った方がいいです
ローラーの本数が多い方が綺麗に仕上がるからです
それでも「カンタン、キレイに」というキャッチコピーの通り、このラミネーターはお値段以上にいい仕事をしてくれますので
ある程度綺麗にラミネートしてくれれば、そこまで細かいことは気にしないという方にかなりオススメです
値段も手に取りやすいですしね
例えば町内会の掲示物をラミネートするとか、子どもの絵や写真を保存するなどの用途ならこの機種があれば充分です
「LTA42W」の良い点
実際に使ってみて感じたアイリスオーヤマのラミネーター「LTA42W」の良い点をあげます
それは以下の6点です
- 高頻度で使っていたのに、フィルム詰まりを一度も起こさなかった
- 排出トレーがついてる
- 厚みに強い
- リーズナブルなお値段
- 狭い場所でも使える
一つずつ解説しますね
高頻度で使っていたのに、フィルム詰まりを一度も起こさなかった
この点はアイリスオーヤマさん、さすがです
私は「LTA42W」を使ってペープサートという保育教材を大量に作っていたので、かなり高い頻度でラミネーターを使っていました
少なくとも週1~2回は使用していて、毎回10枚くらいをラミネートしてたと思います
それでもフィルム詰まりを一度も起こさず、機材トラブルが一切ありませんでした
毎回必ずクリーニングをしていたという徹底ぶりではありましたが、しっかりクリーニングすれば長く使える機種だと感じました
排出トレーが付いている

ラミネートフィルムの出口に受け皿の役割をするトレーがついています
これは付いていて当たり前ではなく、会社によってはトレーが付いてない機種もあるので非常に助かります
また付いていても小っちゃいハリガネみたいなトレーだけという機種もあるので、面で支えてくれるこのアイリスオーヤマのトレーはいいですね
使わない時は折りたたんで収納することができます
厚みに強い
思っていたより厚みに強いです
対応する厚みは最大0.6mmですが
私はこの機種で0.75mmまでラミネートしたことがあります(おすすめはしません)
厚すぎるからさすがに無理かな…と思いましたが、少し余白はあるけれどしっかりラミネートしてくれました
わたしは紙を貼り合わせてラミネートするというイレギュラーな使い方もしていたので
厚みに強いというのはわたしの個人的なニーズにマッチしていました
リーズナブルなお値段
約7,000円で手に入ります
これはラミネーターのなかでは安い方に入ります
フィルムの厚みが150μ対応のラミネーターは1万円超えることが多いんですが
この機種は1万円払ったらおつりが千円札数枚で返ってくるのでとってもコスパがいいです
機種によってはすごく安いラミネーターもありますが、100μのフィルムしか対応してなかったりするので
ラミネートしたはいいけどペラッペラでは困る…という方は150μの厚めのフィルムも対応しているラミネーターかどうか確認してから購入してください
ちなみに「LTA42W」は150μフィルムに対応しています
「LTA42W」は毎回しっかりクリーニングすれば長く使えるので、家庭に1台持っておくのにちょうどいいお値段かと思います
狭い場所でも使える

上の写真のように、奥行きがない場所でも上から差し込むようにしてラミネートをすることができます
わたしはこの使い方はしたことがなく通常の使い方だけでしたが、作業机が狭いなど場所をとれないときにも使えるのは便利ですね
「LTA42W」のイマイチな点
今まで良い点を紹介してきましたが、正直イマイチな点もあります
そのイマイチな点を気にするかどうかはその人次第・用途次第です
わたしが感じた「LTA42W」のイマイチな点は以下の5つです
- 最初は設定に迷う
- ウォームアップ時間が長い
- アラーム音が大きい
- 少し反ることがある
- 余白が大きいとフィルム焼けが起こる
こちらも解説しますね
最初は設定に迷う

温度設定がA・B・Cの3段階あります
ラミネートフィルムと紙の厚みによって選ぶのですが、最初はどれにしようか迷うことがあります
これで合ってるかな~と最初はドキドキします
とはいえ
ラミネート本体に表が書いてあるので、それに沿って選べば大きな失敗をすることはないと思います
ウォームアップ時間が長い
ウォームアップ時間は約6分です
正直ちょっと長く感じます
ウォームアップ時間というのはスイッチを付けてから使えるようになるまでの時間のことです
上位機種のウォームアップの早さに慣れてしまうと6分は少し長く感じるかもしれませんが
機械を温めている間にフィルムを用意すれば、そこまで気にならないのかもしれません
アラーム音が大きい
ウォームアップが終わって準備が完了すると「ピーピー!」という音でお知らせしてくれます
この音が結構大きいです
ちょっと遠くにいても聞こえる音量なので便利ですが
保育園など、赤ちゃんが寝ている場所などで使うと起こしてしまう可能性があるので要注意です
犬も驚いて吠えるかもしれません
ちなみにアラーム音が鳴らないように設定することは出来ません
もしアラーム音を聞き逃しても、光の点滅が止まることで準備完了を判断できるので大丈夫です
少し反ることがある
出来上がったフィルムが反ることがあります
これが私がビジネス用に使うにはあまり適していないと感じた一番の理由です
排出トレーが付いているので、出来上がったフィルムを受け止めることはできるんですが
長さが短く、A4サイズを全て受け止めることができません
そうするとラミネートしたフィルムの半分が下に落ちる形になるので反りやすくなります
反らせないようにするには同じ高さで本を積み上げるなどして、段差を作らない延長のトレーを自作する必要がありました
なるべく平行にフィルムを出すようにして、すぐに図鑑などの大きくて重い本で重石をする
絶対に反らせたくない場合はそのまま一晩置いておくと綺麗に仕上がることが多いです
余白が多いとフィルム焼けが起こる
ラミネートフィルムにぴったりのサイズの原稿をラミネートする場合はいいんですが
ハサミで切った紙(変わった形の紙)をラミネートするなど、サイズが違って余白が出来てしまう場合だと
紙がない部分にフィルム焼けが起こる場合があります
フィルム同士がくっついている場所に変な模様が入ることがあるんです
そうならないためにキャリアシートを使ったり、余白が少なくなるようにいらない紙を使ったりするのですが
わたしは無視して余白たっぷりでラミネートしていました(それが原因)
最終的にフィルムだけの部分をカットするなら気にならないですが、透明な部分をあえて残したい場合は仕上がりに影響します
もし透明な部分を活かしたデザインの商品を作りたいという場合はこの機種ではなく4本ローラーを使った機種の方がいいです
そのままのサイズで使用する場合は全く問題ありません
「LTA42W」よりオススメの機種はある?
もしわたしが過去に戻れるとして、全く同じ条件で同じ機種を買うかと聞かれたら
実は答えはNOです
買うなら「LTA42W」ではなく
「LTA32W」を買います
どこが違うの?って思われると思うんですが
ラミネートできる用紙の対応サイズが違います
「LTA42W」は最大A4サイズまでなんですが
一方「LTA32W」はそれより大きいA3サイズまで対応しています
でも、わたしA4サイズまでしかラミネートしないよ?と言いたくなる方もいらっしゃると思います
ですが、これ実際に使ってみたらわかるんですが
A4サイズが最大値のラミネーターでA4サイズを差し込むと、もし手違いで斜めに入れてしまったら
端っこにぶつかってメリメリ…ってなって、最悪詰まってしまうことも考えられるんです
ジャストサイズ対応のラミネーターだと「まっすぐ入れる」ことにも気を使わないといけなくなります
それがもし大事な書類だったら、めりこんでグシャグシャになってしまったら恐ろしいですよね
だから
A4サイズまでしかラミネートしない方でも、ひとつ上のサイズのA3サイズ対応のラミネーターを持っておくことはひとつの安心材料になるんです
ラミネーターって一度紙を入れてしまうと自動でローラーで入ってしまうので、途中で止められないです
ひとつ上のサイズ対応なら横幅が広いので多少ななめに入っても大丈夫、綺麗に仕上がります
そこもひとつのポイントかと思い、わたしは自分が使っていた「LTA42W」よりも「LTA32W」を正直なところオススメします
お値段が少し上がりますが、1万円でおつりがくる値段であることが多いです
まとめ
アイリスオーヤマの省スペースラミネーター「LTA42W」はまとめると…
- リーズナブルなお値段でラミネーターを買いたい人におすすめ
- ビジネス用というよりも家庭用
- 持ち運びしやすくて、狭い場所でも使える
- 厚みには意外と強い
- きちんとクリーニングすれば長く使えてコスパ良い
- ものすごく綺麗な仕上がり…というわけではないけど、まぁまぁのクオリティーを出せる
- 最初のラミネーターとしては買って正解だと思った
- でもA3サイズ対応の同機種「LTA32W」の方がおすすめ
ということでした
日常的に使うラミネーターとしてはとてもいい機種です
ここで、ちょっとだけラミネートフィルムの話にも触れておこうと思うんですが
ラミネートフィルムを作ってる会社って色々あるんですが、わたしが把握しているなかではアイリスオーヤマのラミネートフィルムは安くて質も良いです
大量にラミネートする場合はフィルム代もばかにならないですからね
両方ともアイリスオーヤマで統一してみるというのも良いと思います
以上、今回はアイリスオーヤマの省スペースラミネーター「LTA42W」についてレビュー記事を書きました
最後にA3サイズまで対応しているわたしがオススメする方の「LTA32W」のリンクを貼っておくので
掲示物をラミネートしたい方や
お子さんの絵や作品を綺麗に残しておきたいという方は
この機会に忘れないうちにお手元にご用意ください
最後までお読みいただき、ありがとうございました